こんばんわ。うるま市赤道でお肉の卸屋をやってるにくなりっす。


この前の第1話の続きです。

読んでない方はコチラから。

http://nikunari2929.blog.jp/archives/1036097597.html











またいつも通り僕の家でビールを飲んでた高校3年のある日みっちーからビックリする相談を受けました…



その前に僕は高校に4年行ったのでこの時は高校2年でした。




っつー話はおいといて。 








みっちーから言われたのは




『俺……。子ども出来たかもしれない』





というまさに衝撃の告白でした。







君。男なのに子ども出来るの?っつーくだらないツッコミも出来ずに


『まーしかやー』(まさかやー)でした。


ホントに、遊び上手だけど真面目だったみっちーが(高校卒業後はどこどこの専門学校に行って将来こんな仕事したいとか話もしてたので)


結婚?ってビックリしました。



そして、高校だけじゃなく専門学校とか、やりたい仕事とかどーすんの?って聞いたら



『うん。全部やらん。高校も辞めるし、専門学校も行かん。』


『産まれてくる子どものためにどんな仕事でもいいからやる!』って覚悟決めてました。





そして、両親や奥さんのいーずの両親に話しをして、2人の両親の勧めで、子どもを産んで、学校は継続して通い、更には専門学校(この表現が適してないかもしれませんが)にも受験するという方向になったそうです。



そして、それからみっちは鬼のように勉強しまくります。



今まで週2で僕と飲んでたのが、週1、それからあっという間に月1に減り、気付いたらほとんどお酒を飲みながらの僕と女子トークをする機会がなくなってました。




どれだけ勉強してたのかは僕にはわかりませんが、彼の性格からすると、1回やると決めた事はトコトンやるヤツなので、僕が想像するよりも勉強してたと思います。



そして、彼は見事に北部看護学校に合格しました。



更に入学した月の4月15日に長女のにいなちゃんが産まれました。



本当におめでたいこと続きで僕も嬉しすぎて夜な夜な枕を濡らしたものです。 嘘です。


でも、ここからもっと大変だったと思います。




詳しい生活はわかりませんが


朝起きて、1時間かかる学校まで通い、授業を受け、家に帰ってからいーずと分担(ほぼ、いーずだと思いますが)しながら、子どもをお風呂に入れたり、ご飯をあげたりして、それから更に勉強してました。それを毎日繰り返していました。



この時期もほとんど彼とお酒を飲む事はなかったです。軽く誘っても、『勉強しないといけんからよ』がその時の彼の口癖でした。本当に学校に通っている3年間勉強づくしだったと思います。



僕は同級生より1年遅れて高校を卒業し、その当時流行ってた『ヤンキー母校に帰る』っていうドラマの影響を受けたのかどうかは内緒にしといて



高校の教員免許を取りたいってことで、高校卒業後は宮崎の大学に進学したので、彼とはなかなか会えませんでした。



僕はせっかく大学に入学したのですが、平均点数があと1点足りないってことで教職課程が受けられなくなってしまったので、教員の夢をさっさと諦めて1年半で大学を辞め、久米島で商売をしている兄貴のもとで仕事をするようになりました。


それが成人式を終え、翌年の9月頃だったと思います。



成人式といえば、みっちは実行委員会の一員(ほぼ仕切る方)としてただでさえ勉強や子どもとの時間で忙しい中、皆を集め話し合いをし、2次会の会場決めや余興練習、その他の演出など走り回ってくれてました。





そして彼ら実行委員会メンバーや集まってくれたみんなのおかげで成人式は見事成功しました。



内地に居て、なにもしないくせに横から口出しばっかりする僕がどれだけウザかったかはわかりませんが… 


この大きい旗作るのにどれだけ口出ししたか…

面倒くさい上に、完全に悪友ですね。僕。



僕の悪友ぶりを書かせてもらうと、成人式でもこんな写真を撮るために他校の中学校の同級生と集まったり、 

みっちも最前列にいますからね。




成人式が終わった2か月後の3月には、僕の高校の友人(みっちも僕を通して友達)で、先生を殴ってその時通ってた学校を退学になり、泊高校の夜間部を成人式を終えた3月に卒業するヤツがいたんだけど

成人式の後ですよ。僕が無理やりお願いしたこともあったと思うんですが、その友達の卒業式にこんなカッコして、一緒にお祝に付き合ってくれました。





僕がいなければみっちはどんだけ真面目だったでしょうか。教子お母さん、見てないと思いますがこの場で謝らせてもらいます。


さーせんした。


す・い・ま・せ・ん・で・し・た。❤︎








それから1年後の3月には今度はみっちの卒業式でした。卒業ということだったので、先ほどの泊高校の友人と一緒にお祝に行きました。完全に浮いてます。


写真が探せなかったので、のせれませんが。

みっちのその時の全然喜んでない顔にビックリして、帰りの車の中は、目から頬をつたって少ししょっぱい味がした気がします。


この時のみっちの為に作った旗もどこにいったかわからないって言ってました。


思い出したら更に泣けてきます。



こんだけバカばっかりしている僕はバカすぎて、今度はみっちの卒業旅行に久米島に遊びに来たら?ってごり押ししました。


しかもみっち1人で。いーずを置いて。


何か月後かに沖縄本島に帰って、みっちのお母さんに会ったときにしこたま怒られました。



『あんたなんかはどこまでバカなの!?』って。





なにも考えてませんでした。



みっち1人が頑張ったんじゃなくて、陰でいーずが支えてくれてたから卒業できたし、子どもも元気に育ったのです。


みっちやいーずの両親が支えてくれたお蔭で、高校も卒業できて、専門学校に入学できて、卒業できたんです。


にいなが産まれてきてくれたお蔭でみっちが覚悟できて卒業できたんです。

そんなこともわからんの!? 







21歳にもなろうかというのに、しかもその卒業旅行から何ヶ月か過ぎてたのに、これだけはちゃんと言わないといけないことだと教えてくれたんだと思います。


みっちのお母さんが言うように僕らは本当にバカでした。僕らというより、僕がバカでした。みっちはもしかしたら感謝してたかもしれませんが、僕がごり押ししたから久米島に来てくれたかもしれません。

彼は優しい漢です。

そして、僕はバカです。 









イヤ、やっぱみっちもバカです。



いーず、この話思い出してフトゥフトゥーしたら、みっちに卒業旅行の時のって言って高い財布買ってもらってね。








それから、みっちはまた勉強が始まっていたはずです。


卒業して得られるのは、国家試験を受験できる資格だったと思います。


今度は国家試験に合格するための勉強が始まります。









続く。



















みっちのお友達の方は遠慮なくいいねを押してね❤︎

そしてFB友達になりましょう!

お肉の注文も待ってますよー。



INAMIでBBQの際に提供してるお肉はコチラから。
http://nikunari2929.blog.jp/archives/1028830155.html
値段の変動もあったりするので、スタッフに確認してくださいね。




流しそうめんキットも千円で貸し出ししてます。詳しくはこちらから
http://nikunari2929.blog.jp/archives/1022602610.html



INAMIの商品はこちらのネットショップからお買い物できます。http://www.okinawa-inami.co.jp/




お肉屋 INAMI
沖縄県うるま市赤道461-1
TEL 098-979-0677
定休日 水曜・日曜(盆・正月・GWは休み増えます)
営業時間 8:30~17:30